2016/01/31

All things in nature  -Home of the Gods-
























































































































少し遅い正月休みとして、久しぶりにとらせていただいた完全オフの三連休。

向かった先は、再び出雲。

期せずして訪れることになった2012年の神在祭からすっかり出雲と古社に魅了され、2013年に再訪し以来やっと訪れたこの日、

天気予報の「今季最強の寒波到来」は間違いなく、島根県内各地で交通機関の運休や停電、臨時休校が相次ぐ台風並みの暴風雪。


しかし、この天気でもやはり “この地独特の安堵感” が漂っており、出雲を訪れた多くの方が口を揃える 

“いつでも何度でも立ち帰りたい場所” に戻ってきた、というような不思議な感覚にさせられます。


今回も出雲駅に着いて真っ先に向かったのは稲佐の浜。

初めて出雲を訪れた時から最初に足が向いてしまう場所で、この日も弁天島に供物を捧げ、再びこの場所に来れた事に深く感謝。

車も人も誰一人いない稲佐の浜から、こんな天気も悪くないなと思いつつ、強風に煽られながら神迎の道を通り

出雲大社へ辿り着つくと、こちらも参拝客は誰もおらず貸切状態に。

いつもにまして厳かで、神々しく(写真も撮れず)感じられた御本殿に向かい、このような貴重な機会をいただけたことに深謝し、

謹んで参拝。


幸い次の日から徐々に天気は回復し、一畑口駅から佐香神社へ向かう途中、初めて鷹に声を掛けられ(鷲は過去に有り)

佐太神社では楽しい時間を過ごさせていただき(写真を撮り忘れ)、恵比寿様の総本宮 美保神社では

2度も巫女舞を拝見することができました。


雄大な日本海を見やりながら、美保関灯台に辿り着き、国譲り神話で恵比寿様が釣りをしていたと伝えられる

沖ノ御前を眺め、悠久の時の流れと共に “神々のふるさと” にいることを想起させてくれました。


最終日は早朝再び出雲大社へ。

静寂に満ちたまだ薄暗い境内は、荘厳な雰囲気に包まれ、身の引き締まるような厳粛な雰囲気の中、神前に参拝。

初日強風の為、通行止めになっていた素鵞社、西十九社もゆっくり参拝し、最後の目的地 日御碕へ。


伊勢神宮が「日本の昼を守る」のに対し、「日本の夜を守る」とされている鮮やかな朱塗りの日御碕神社にまずは参拝。

それから、初めて日御碕を訪れた際大変お世話になったお店があり、ご挨拶に伺う。

しかし開店前でまだ誰もおらず、この日の帰りの便も早い時間だったのでまたの再訪を誓い、少し心残りながら戻るその帰り道・・・・・

まさかの再会。


本当に驚き、そして嬉しい再会を果たし、最後の最後でこうしてお会い出来た “ご縁” に深く感謝し、帰路に就きました。

今回もたくさんの出会いが “待っていた” 旅となりましたが、同時に “新たな旅の始まり” を予感させました。


縁(えにし)を結ぶ 「神々の国 しまね」 への旅はまだまだ続きそうです。



お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。